2024-08-21
第17話 豊洲市場に隣接する温泉施設 万葉倶楽部に”前泊“してみた
大変お待たせいたしました、お待たせし過ぎたかもしれません! 豊洲市場のガイドでありながら、開業から半年近くもスルーしてしまっていた「東京豊洲 万葉倶楽部」ですが、ようやく施設を利用する機会に恵まれたので、今回はそのレポートです。前話(第16話)でも書きましたが、豊洲市場前に事務所が移転したことに伴い、マグロのセリ見学ツアーの際に車通勤が不要になり、万葉倶楽部に“前泊”することが可能になりました。入館料は入湯税も含めると4,000円と、プライベートで利用するには少々厳しい価格帯なのですが、前泊なら必要経費ですので、躊躇なく利用できるというわけです。
今回は通常の入館に加えて、夕食のビュッフェがセットになった「ビュッフェ付き日帰り入館プラン」を利用することにしました。定価ですと6,150円なのでちょっとハードルが高いのですが、4,980円で利用できるクーポンがLINEで配信されていたので、ありがたく恩恵に与ることにしました。この日は午前中に豊洲市場見学ツアーのご案内があり、午後も事務作業に忙殺されていたので、お腹もペコペコ…。ダイエット中であることを除けば絶好のコンディションです。万葉倶楽部は人生で2度目、10年以上前に秦野にある店舗を利用して以来で、記憶も定かでない…ということで、実質初めての利用です。いざ入館!
館内着を選べる楽しさで入館時点から気分がアガる。
受付を済ませ、靴を脱いで入館するとまず館内着の選択です。基本、浴衣or作務衣から選ぶことができますが、女性の場合は更に浴衣を4種類から選ぶことができます。ホテル機能を併設していることもあってか、ただの入浴施設ではなく宿泊施設に近いおもてなしを感じます。クレーンゲームばかりではあるものの、ゲームコーナーも設置されていて、まるで温泉宿にいるかのような感覚に陥ります。オリジナルのプリクラも設置されているので、友人同士やカップルで訪れた場合には大いに盛り上がれるかもしれませんね。また、お子様連れに嬉しい設備としてキッズルームも設けられており、小さなお子さんも時間を忘れて遊んでしまいそうです。
ゲームコーナーの様子。個人的にはエアホッケーなんかがあると、温泉宿感がよりアップして良い気がする。
さて、まずは温泉に浸かってみることにします。基本的な構造は、よくあるスーパー銭湯と同じようなものです。脱衣所・ロッカーエリアを抜けると、洗い場、内湯(3種類)、サウナ(ドライ・塩の2種類)、露天風呂、あかすり(有料)があります。私は圧倒的に露天風呂派なので、広い露天風呂があるのは本当にありがたいことです。また、一人で入浴する際にサウナを利用することはまずないのですが、塩サウナという初めて目にするものがあったので、久々に利用してみることにしました。塩の塊を体の表面に貼り付けて、こすらずに熱で溶けるのを待つ…そんなスタイルのサウナでした。塩を落とす為か、珍しくサウナの室内に水を浴びることができるシャワーも設置されていたので、久々のサウナを快適に堪能しました。浴場内に無料アメニティの歯ブラシが置いてあるのも素晴らしいと感じました。体も髪の毛もさっぱりしているのに、口の中だけクリーンじゃないという状況は割と生じやすいと思うので、それが解消できるのは地味にポイントが高いです。
海鮮丼は自分でお刺身を選んでカスタマイズするスタイル。
酢飯にお刺身6種、ネギや刻み海苔も自由に組み合わせて楽しめる。
お風呂上り、さっぱりしたところで楽しみにしていた食事タイムです。現在2,300円で提供されているビュッフェはオープン記念のキャンペーン価格らしく、本当はいくらなのかが気になるところですが、この金額ならコスパは良いと感じました。まず、豊洲市場に隣接する施設ということもあり、海鮮丼が楽しめるのはうれしいポイントです。比較対象として、都内の海鮮丼食べ放題で有名なお店である浅草橋の「たいこ茶屋」や上野の「沼津港
海将」が、ランチタイム45分~50分の時間制限で1,800円前後の料金を取ることを考えると、海鮮丼の部分だけでも1,500円以上の価値はあると考えてよいでしょう。その他、ローストビーフやピザ、ビーフシチューにサラダ、ラーメンにパスタ、牛肉・豚肉・鶏肉・白身魚などお好みで作れる鍋を好きなだけ食べることができ、ソフトドリンクに10種類以上のデザートまでついていると考えると、安過ぎるとすら感じてしまいます。制限時間も90分あり、ゆったりと食事をすることができました。ついつい食べ過ぎてしまったのは言うまでもありません(笑)
一瞬「ナイトプールか?!」と見紛うような映えスポット「展望足湯庭園」
お腹も満たされたところで、屋上の展望足湯庭園に行ってみます。実はあまり期待していませんでした。というのも、展望の足湯は万葉俱楽部を利用しない人が利用できる無料のものが別に用意されているうえに、温泉に入浴ができるのにあえて足湯を利用する必要性をあまり感じなかったからです。しかし、屋上に出てみてその考えは吹き飛びました。まず、夜間のライトアップがとてもきれいということです。写真を見てもらえば一目瞭然ですが、SNS映え必須のスポットに仕上がっています。また、当然のことながら、男女で訪れた場合には一緒に入浴することは出来ませんが、足湯なら家族やカップルで話をしながらのんびりと温泉を楽しむことができます。景色もいいので会話も弾むことでしょう。実際、展望足湯を訪れた皆さんは皆とても楽しそうに過ごしていました。
リラックスルームは約500席!飛行機でいえばビジネスクラス相当のリラックス空間。
さて、いよいよ本来の目的である仮眠に移ります。ちゃんと休むことができるのかが一番重要な要素となります。東京豊洲 万葉倶楽部にはいわゆるホテルの客室もありますが、仕事の前泊には料金が高すぎて使えません。ただ、約500席ものリクライニングシートを用意したリラックスルームがあり、こちらは日帰り入浴料金に含まれています。座席もほぼフルフラットになりますし、TVモニターにUSBポート、ブランケットも完備されていますので、この手の施設としてはほぼ完ぺきといえる設備です。それに加えて、2階のリラックスルームにはマンガ本が読み放題の読書コーナーも用意されています。フルフラット席でマンガを熟読できる温泉付きのマンガ喫茶と考えると、利用価値は更に高くなりそうです。
読書ルームの様子。本棚はこの3倍くらいあり、相当な数のマンガ本があると思われる。
早めに眠る準備を整え、5時間くらいは睡眠時間を確保しようと試みたのですが、慣れない環境での仮眠ということもあり、実際に眠れたのは3時間弱くらいだったと思います。睡眠時間として短いのは確かですが、温泉に入ったことで体の疲れも取れていますし、午前1時起きで車通勤していた時よりは、不安も少なく確実に休めていると感じました。
起床後にもう一度シャワーを浴びて、身支度を整え、追加料金がかかる直前の午前3時前に施設を出ました。
熱帯夜なので暖かく湿った夜風を浴びながら事務所に向かうこととなりましたが、秋や春はこの移動もさぞかし気持ちが良いことでしょう。
ということで、東京豊洲 万葉倶楽部の初レポートでした。皆さんも市場の見学や千客万来でおいしいものを食べたりするついでに、万葉倶楽部を利用して、豊洲市場を1日遊び倒してみてはいかがでしょうか?
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今回コラム内に出てきたツアーはこちら 豊洲市場マグロのセリ見学ツアー 朝イチ4:55
https://book.mikikiitos.com/products/c2365bd6-1aa3-5a97-91fa-2ab778ec5d08
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EventOffice ミキキートス代表。
中央大学卒業後、観光とは異業界での勤務経験を経て、旅行会社で国内外の添乗員・ガイド業務に従事。
2015年からは、主催のミキキートスにてイヤホンガイドを使用した参加型ツアー事業を開始。「大人も楽しめる社会科見学」「親子でまなぶ」をコンセプトに、築地/豊洲市場、成田空港や国会議事堂見学をはじめとした多数の人気ツアーを企画。
「名物ガイド」として多くのメディアで注目を集める。
コロナ禍では事業に大打撃を受けるが、オンラインツアーコンテンツに参入し、難局を乗り越える。
アフターコロナでは「社会科見学をエンタメに!」をスローガンに掲げ、新しいツアー企画に挑戦するなど、多忙な日々を過ごす。
WEBサイト:https://www.mikikiitos.com/
一般社団法人 ジャパン・レンタル・アソシエーション